春爛漫の2008年4月。さらに進化した滝沢演舞城が開城。 「命 LOVE」をテーマに華やかな女形と、義経の命を見据えた新しい演出で夢のような一ヶ月間の舞台でした。 掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。 (文字の大きさは「小」を推奨します。) |
いきなり「滝沢演舞城、千秋楽!みんなぁ、行くぞ!(オ〜〜!)春の踊りはよ〜いやさ〜!」という特別バージョンでスタート。
(これで、もう涙腺のスイッチON!) シャボン玉 大我くんとのからみではやはり無視されたのち、「このコーナー、地味にしんどいよね」。詩吟の子とは「初日より成功率高くなっがね。一杯練習したよね」と優しく笑顔交換。安井くんには「滝沢!って呼ぶのも、今日までだね。」と言われてました。確かに・・。 マシュマロシーンは、最前列の人にあげてから、ポン、ポンとその辺りの人に投げて「大盤振る舞い(笑)」。三郎に問いつめられる寸前に大慌てで「モグモグゴックン」で「食べてない!」と「何喰わぬ顔」。そして食べた人に「この辺、全員喰ってたぞ!良くないぞ、弁慶、怒れ!」と命令。弁慶が「タ〜、スタタ〜!」と怒るも迫力無し。 殿「愛の告白で倒せ!」 弁慶「プライベートで僕を一の家来にしてください」と言ったのにお客さまは「三郎がいい」と言ったらしく、弁慶、大ふてくされ。 殿「あいつ(お客さん)KYだな、三郎、お前の愛で倒せ!」 三郎「マシュマロのように貴方を柔らかく包みこみます」と土下座。 殿「いつまでやってるんだ、何ニヤニヤしとる!」と殿まで嫉妬(?)三郎、馬の用意を!」 ・・・ 弁慶「はは〜っ、馬の用意を、ってなんで俺が?」と言いながら「Venus」の振りのリアクション。 三郎「それなら俺もできるから、俺が一の家来」 殿(影絵をしながら、Venusの振り。首を横にコキっ!コキっ!と決め。可愛いっ) 弁慶「この際、殿に聞こう。どっちが一の家来か」 殿「???」と影絵を止める。 弁慶「エントリーNO.34。武蔵坊弁慶。年齢不詳!この1ヶ月弁慶には殿。殿には弁慶ということで来ました。よろしくお願いします!」とプロポーズ大作戦の握手求めで右手を出してお辞儀。 三郎「エントリーNo.3、伊勢の三郎。一ヶ月間、この人しかいないと思っていました。一生着いて行きたいと思います!」 殿(ちょっと迷いながらも三郎と握手) 弁慶(ショックを隠しきれず)「ヤダ、ヤダ、ヤダ!(駄々っ子のように両手をバタバタ)」やっぱり翼くんの方が優しいわ。 殿「誰だよ、翼くんって?」 三郎「こらしめてやりましょう」 殿「二年間弁慶やってるから、調子乗ってるんだよな」 (とゴリラの影絵へ・・・) (いつもの通り、しんみりと「やがて平和が訪れた」と鳩が飛ぶ様子・・・) 弁慶「翼く〜ん」(と、つい・・) 殿「弁慶、翼くんって誰だ?(激怒)」 三郎「ものすごく身長が高くて・・・」 殿(ダ〜〜っと怒って、三郎に馬乗りになってボッコボコ!) と同時に鎌倉の敵が大音響と共に襲撃開始!! ところが 殿「帰れ、帰れ!ちょっと待て!」(と敵と音声さんに命令/笑) 弁慶と小競り合いした時は、本気(マジ)?というくらいの迫力の演技(笑)。 影絵の光源を片付けようとしていた敵方のスタッフ(爆)も右往左往。会場大爆笑。 三郎「愛が足りない。もう一度、愛の告白を」 弁慶「エントリーNo.45。今年の舞台の目標は殿のメルアドをゲットすることでしたが、さきほど成功しました!(会場拍手)これからは毎朝、毎晩、メールと電話をかけます。」 三郎「親方、大好きです!」と二人が手を伸ばしてお願いポーズ! 殿(すすっと近寄り、二人と握手) 弁慶(小躍りして嬉しそう。つい殿に抱きつきそうな勢い) 三人で抱き合うように肩を組んで円陣のままグルグル回る。(ぺこ感動のシーン) 殿(満足そうに)「アクション!」(また英語だし) で敵方の襲撃再開! 安宅の関の後の花道でも、殿の目から涙が。。。。 三郎との別れシーンでは殿の小鼻は真っ赤。。。 弁慶との別れシーンでは、弁慶の目から涙。そして殿の右目は絶妙のきっかけで大粒の涙がつつ〜〜(美しすぎる!殿には涙の神様が着いてる!としか思えません)。 (私は号泣で鼻水ダラダラ) 「With LOVE」の後の挨拶 正面スクリーンには「滝沢演舞城 千穐楽」という文字。 「終わりまで同じメンバーで誰一人欠けることもなく来れたことが嬉しいです。さらにパワーアップさせて、進化した姿を見せたいと思って来ました。来年、再来年のハッキリしたことは分かりませんが、これからもやって行きたいと思います。 このシーズンは肉体的、精神的に辛いのですが、共演者、スタッフに恵まれて、座長をやって本当に良かったと思っています。ここまでくれば終わりが見えて来て、大きな怪我も無く、あんな高いところから落ちるとか、危険なこともやりましたが、僕の命はみんなが守ってくれているので、本当に幸せものだな〜と感謝しています」と。 客席は全員立ってスタンディングオーベーションと笑顔。 殿「ここからは僕に時間をください。今から3時間くらいかかるのでいったんお席に・・・」と促され、みんなで着席。 「今年のメンバーは、各地でいろいろなことをやっているため人手不足で(笑)ABC、KisーMy2から・・・」と冗談を言いながら、メンバー紹介へ。(この時の振る舞いが貫禄あって、超カッコ良かった) 河合くん「組み合わせが新鮮だった。富樫役と悪役をやったが殿から命名された源ふけのり、という名前がいつも頭の中にあった」 北山くん「先日、千賀が観に来てくれて、すぐソコ(6列目)なのに、号泣していて(殿:涙、タレ流しなのね)。たぶんメンバーが出てることに感動したみたい」殿「いい刺激になったかもね」 Jロケッツ JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)殿「みんなで食事をする時はいつもJAEが僕の周りを固めてるよね。もしかしたらこっち(と片手を口におほほ状態にあてて)かも?」 MAD(一人ずつひと言)越岡くん「秀明兄ちゃんの背中を見て来ました」殿「兄さんって呼ばれたこと無かったよね?」と。でも嬉しそう。 ダンサーさん 殿「この舞台で去年、ちょうどこの時期妊娠した子が、今年の舞台中に・・・出た!(あの〜、出産という用語が適当かと)演舞城の子だよね!」 戸塚くん 「三年目、三人目の三郎ということで、3という数字に縁があった。」 殿「へ〜〜(無関心)」 三郎「滝沢くんには、とにかく三郎は明るくやれ、と言われて、それを意識して演技していた。」 藤ヶ谷くん「二年目ということで、去年の弁慶のほうが良いとは絶対に言われないように、と頑張った。さっき殿のアドレスをゲットしたので、別れのシーンに泣きそうになって、泣いたらいけない、と思って、アドレスゲットしたことを考えて冷静になってた」 殿「三度生れ変わっても、っていう台詞の時、そんなこと考えてたのか!でも本気で泣いてたよね。そのとき、こいつ本当に弁慶になったな、と思ったよ」 (ここで、私も号泣) ここで幕が下りて、それでもみんなで拍手をしていたら、タッキーが一人で挨拶に出てきてくれました(ノースリーブ、ありがとうございます)。 「これからは、疲れた!と言えます。この1ヶ月間で体重が8Kg減りました(会場、え〜〜〜!?)。ワタクシ、嘘を付いてました(と、変顔でお辞儀)。変わってません。始まる前はこんなことできるか?と思ってたけれど、もってしまいました。もってしまうと来年が怖いですが・・。これから(裏で?)飲みたいと思います。本当にありがとうございました!」 と爽やかな笑顔で、お辞儀をしながら退場。本当に嬉しそうでした。 共演者、スタッフとの絆をしっかりと築き上げて、素晴らしい舞台を作り上げた滝沢座長でしたね。 沢山の危険と隣り合わせのアクションで大きな怪我もなく、小さなトラブルも乗り越えて迎えた千秋楽。本当に殿の「命」を守ってくれたスタッフさんと、殿をカッコ良く見せてくれた共演者の皆さんに心から感謝です。 個人的にはクリスマスから続いたタッキー三昧の4ヶ月が終わり、ほっとしています。沢山の思い出をもらって、本当に幸せでした。このまま仕事も家庭も頑張って来年まで突っ走れそうな気持ちです。 |