2006年2月〜3月初演の「滝沢演舞城」好評につき、ファン待望の2007年夏再演が実現しました。 ライフワークとも言える「義経」を軸に、伝統とチャレンジを織り交ぜた滝沢絵巻。ファンにはたまらない1ヶ月を変態レポでお届けします。 掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。 (文字の大きさは「小」を推奨します。) |
≪昼の部≫ はい、今日は朝仕事をしてから昼・夜公演に行って来ました。 昨日書いた背中の傷はもう目立たないくらいでしたが、左のあばら骨のところにも昨日から赤い傷が・・・でも、殿は今日はとっても楽しそうでお元気でした。公演が一つ、また一つと終わっていきますね。 では、昼公演から思い出して・・・ 今更だし、去年の「滝沢演舞城」でも言っていたのですが、オープニングの京の都のイメージが流れているところ、山に「滝」と書いてあるんですね。「一文字焼き」でしたっけ? 笠投げで「今度はタッキーが取ってよ!」に「は〜い!」と可愛い声で右手を挙げていました。これ、たぶんはじめて。 また「鷺娘」の途中で退出する歌右衛門のバックにいる女性も「あら、行っちゃうの?困った」といったお芝居をしているんですね。何回も見ているのに、鷺ちゃんにばかり目を奪われていて。今日はじめて気付きました(遅すぎ?)。 また、鞍馬での天狗との戦いの途中で、右手に刀を持ったときに何かしてるな〜と思っていたら、スキーのストックのような輪を手首にかける動作だったんですね。牛若空中フライングのときに落ちないような工夫でしょうか。また、倒れて「はぁ〜はぁ〜」の時には手袋を外して、丁寧に懐にしまっていますね。倒れている瞬間さえも働いている座長でした。 さて待望の(笑)「一の家来」コントコーナー 三郎:一の家来なら特技があるだろう?特技は何だ? 弁慶:ダンスだ! 三郎:戦(いくさ)に関係あるのか?(笑)ま〜軽く踊って見せてください。 弁慶:(棒を離さない) 三郎:棒を使うのか? 弁慶:(やおら)「泣かないでセレネ〜〜♪」(と踊る) (会場笑) 弁慶:これを戦(いくさ)の合間にやっているのだ 三郎:それで大丈夫なのか???この近くにMA(ミュージカルアカデミー)の屋良とか言うものがいるかもしれないが、屋良よりもダンスは上手いのか?(とかなんとか、しどろもどろ) 義経:三郎、まとめてからしゃべれ! (会場爆笑) 三郎:殿も噛むことがあります 義経:・・・たまにな 弁慶:(屋良くんには)昔、俺が振りを教えたこともある! 三郎:え”〜〜〜!? 弁慶:すいません。全然ウソです。 三郎:要らないウソつくな! ・・・・殿は下手へ・・・・ 義経:あ〜今日の弁慶は調子悪いな・・・ (会場笑) 義経:アレ、見たいな〜〜(独り言のように) (会場拍手) 弁慶:(意を決して)コンパス!! 義経:(前つんのめりでバタッ!と倒れて大喜び) 三郎:これでオマエは一の家来だ。 義経:??何だ?これは??影だな(と犬やキツネの影絵をはじめ、次にカニ) 三郎:親方のカニは指先がオカシイですよ。ここんとこがこうなって・・・(とカニの目のところを指摘) 義経:そうか??私は手先が器用なのだ! と、影絵シーンへ。 そういえば、義経パパの義朝が「鞍馬のかいどう」って二回ほど言う台詞があるのですが、あれは何でしょうね?「怪童」でしょうか?どなたかご存知ないですか? また、三郎が討ち死にしたときに、弁慶が亡骸にすがって「三郎は本望だった」という台詞がありますが、「ほんぼう」って言ってるような気がします。「ほんもう」かと思うのですが・・耳が悪いせいかなぁ? 義経と弁慶の最後の会話、昨日の夜から殿が「また会おう」と言って見つめあったあと「行け!」と言ってます。これが一層悲しみを煽るような気がします。何回観ても、ここで涙が。。。。 殿の最期のシーンは、本当に毎回、タッキー自身の感情がこもって、自然に涙が溢れていますよね。一瞬で目が赤くなり、大きな目に涙がたまって・・・あ〜もう今思い出しただけて・・・そして、牛若の姿になって白馬にまたがる二部最後まで、タッキーのまばたきの回数の少ないこと!一緒に瞬きしていたら、目が疲れてしまうほどです。それほどまでに緊張し、感情をこめていると思うと、またこっちまで泣けてきます。この辺り、毎回、会場からすすり泣きが沢山聞こえています。 「ダメ音頭」ではゲストの屋良くんに対し「愛してる、愛してる、ヤラヤラヤラ〜♪」と。舞台に上がってもらって一緒にダンス。さすがにすぐに踊れてました。席に戻った屋良くんとの会話では「同期3人だけしか残っていないね。」「最初に歌った曲は”真夜中のメリーゴーラウンド”だよ」「そうだね、それを知っている人はマニアックだよ(笑)」「さすがMA,すごいよ。ちゃんと(ダンス)ついてきてくれだけど、ムリヤリでごめんなさい。今日はどうもありがとう」というやりとりでした。 ≪夜の部≫ ゲストはKAT−TUNの亀梨君。9月に帝国劇場で「DREAM BOYS」を演じるんですよね。 「一の家来」コーナーでも珍しくゲストの亀梨くんが舞台に上がりました。 三郎:一の家来ならば、戦(いくさ)に対して強い思いがあるのだろうが、「ギリギリでいつも生きている♪」のか?(KAT-TUNの曲『REAL FACE』の振りつき) (会場笑) それとも「ゆとり」を持って安全にやっているのか? 弁慶:どっちかと言うと(ちょっと迷いつつも)「ギリギリでいつも生きて♪」いる。(振りつき) 三郎:殿、殿は「ギリギリで・・」ですか? 義経:私か?私は「ギリギリでいつも♪」だ(と低音で、振りつき) (会場大爆笑) 三郎:恥ずかしかったですか?(笑) 義経:生で見てみたいな〜 (会場拍手&歓声) 弁慶:(客席に下りて亀梨くんを舞台へ) 三郎:亀殿、なんとか・・・ 義経:生でやってくれるのか?くれないのか? 三郎:亀殿、Gパンが破けています!これが都で流行っているスタイルなのか? (会場笑) 亀梨:じゃ、みんなで。(義経様を赤西くん、弁慶は田口くん、三郎は上田くんと田中くん役)中丸??中丸は欠席! 義経:私は赤西?彼は留学中じゃないのか?? (会場笑) 亀梨:じゃ、せ〜の! 義経:(なぜかノリノリで)「ギリギリでいつも生きていたいから〜〜♪」(大げさにアゴを出して、腰を曲げて、赤西くんのマネ) (会場大爆笑)⇒すっごくカッコいい義経様のイメージ大崩壊!しかも、またまた・・・ 「赤西は留学中じゃないのか?」と。可笑しすぎでお腹がよじれそうでした。(ここで亀殿は座席へ) 義経:そういえば弁慶言いたいことがあるのでは? 弁慶:今日は三郎のご両親が・・・業務的に・・・ 三郎:今の(亀殿で)間尺的には充分かと・・・ 義経:どこにいる!? 三郎:殿!(物語的には)私の両親は飢えて死んだこことになっているので・・・ 義経:私は三郎の親に言いたいことがある!(と舞台真ん中に片ひざを付いて)源九郎義経、申し上げたいことがあります。今日の三郎はにんにく臭い!歯磨きくらいさせてください! (会場爆笑) 三郎!ご両親に一言お礼を言いなさい! 三郎:いつもお世話になっています。息子の仕事ぶりをゆっくりごらん下さい。 殿はいつのまにか下手へ・・・両手を水平に上げてくるくる回ってます。 三郎:殿が壊れた! 会場のお子さんから「アハハハ〜〜」と反応。 三郎:これで子どもの心はがっつり掴みましたぞ 義経:(苦笑いしながらも小さくガッツポーズ)今日はもうこれで終わりにしてはどうだ? 三郎:そうは行きません。(笑) そして影絵へ・・・ 「ダメ音頭」 ”愛してる〜愛してる〜かめ、かめ〜♪」で亀梨くんも舞台へ。亀梨くん、床に落ちて溜まっていた花びら紙吹雪を集めて、タッキーにふりかけていました。 終わってからの座席トークでは「(自分もDREAM BOYSを演るけれど)滝沢くんを見ていたら自分の身体はダメだな〜と思いました。ビリーズブートキャンプ(エクササイズ)をやらないと」 と言っていたのですが、タッキーには聞こえなかったのか「ジャニーズにいるとこうなります」とのお答えでした。 そして挨拶では 「ラストスパートに入って、みんな疲れがピークに達しています。体力勝負の舞台なのですが、力を合わせて怪我などのないように頑張りますので、応援よろしくお願いします」 とのこと。確かに少年赤穂浪士の紹介のときなど、暗いところで座っている中には、目が眠そうなJr.もいて、じっとしていると寝てしまいそう。そんな中、一番動いて一番頑張っている座長は本当に素晴らしいです。早く楽にしてあげたい・・・でも終わるのは寂しいです。 |