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滝沢演舞城
2007
in 新橋演舞城

2007.7.22昼・夜
2006年2月〜3月初演の「滝沢演舞城」好評につき、ファン待望の2007年夏再演が実現しました。
ライフワークとも言える「義経」を軸に、伝統とチャレンジを織り交ぜた滝沢絵巻。ファンにはたまらない1ヶ月を変態レポでお届けします。
掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。
                 (文字の大きさは「小」を推奨します。)

≪昼の部≫
はい、今日は朝仕事をしてから昼・夜公演に行って来ました。
昨日書いた背中の傷はもう目立たないくらいでしたが、左のあばら骨のところにも昨日から赤い傷が・・・でも、殿は今日はとっても楽しそうでお元気でした。公演が一つ、また一つと終わっていきますね。

では、昼公演から思い出して・・・
今更だし、去年の「滝沢演舞城」でも言っていたのですが、オープニングの京の都のイメージが流れているところ、山に「滝」と書いてあるんですね。「一文字焼き」でしたっけ?
笠投げで「今度はタッキーが取ってよ!」に「は〜い!」と可愛い声で右手を挙げていました。これ、たぶんはじめて。
また「鷺娘」の途中で退出する歌右衛門のバックにいる女性も「あら、行っちゃうの?困った」といったお芝居をしているんですね。何回も見ているのに、鷺ちゃんにばかり目を奪われていて。今日はじめて気付きました(遅すぎ?)。
また、鞍馬での天狗との戦いの途中で、右手に刀を持ったときに何かしてるな〜と思っていたら、スキーのストックのような輪を手首にかける動作だったんですね。牛若空中フライングのときに落ちないような工夫でしょうか。また、倒れて「はぁ〜はぁ〜」の時には手袋を外して、丁寧に懐にしまっていますね。倒れている瞬間さえも働いている座長でした。

さて待望の(笑)「一の家来」コントコーナー
三郎:一の家来なら特技があるだろう?特技は何だ?
弁慶:ダンスだ!
三郎:戦(いくさ)に関係あるのか?(笑)ま〜軽く踊って見せてください。
弁慶:(棒を離さない)
三郎:棒を使うのか?
弁慶:(やおら)「泣かないでセレネ〜〜♪」(と踊る)
(会場笑)
弁慶:これを戦(いくさ)の合間にやっているのだ
三郎:それで大丈夫なのか???この近くにMA(ミュージカルアカデミー)の屋良とか言うものがいるかもしれないが、屋良よりもダンスは上手いのか?(とかなんとか、しどろもどろ)
義経:三郎、まとめてからしゃべれ!
(会場爆笑)
三郎:殿も噛むことがあります
義経:・・・たまにな
弁慶:(屋良くんには)昔、俺が振りを教えたこともある!
三郎:え”〜〜〜!?
弁慶:すいません。全然ウソです。
三郎:要らないウソつくな!
・・・・殿は下手へ・・・・
義経:あ〜今日の弁慶は調子悪いな・・・
(会場笑)
義経:アレ、見たいな〜〜(独り言のように)
(会場拍手)
弁慶:(意を決して)コンパス!!
義経:(前つんのめりでバタッ!と倒れて大喜び)
三郎:これでオマエは一の家来だ。
義経:??何だ?これは??影だな(と犬やキツネの影絵をはじめ、次にカニ)
三郎:親方のカニは指先がオカシイですよ。ここんとこがこうなって・・・(とカニの目のところを指摘)
義経:そうか??私は手先が器用なのだ!
と、影絵シーンへ。

そういえば、義経パパの義朝が「鞍馬のかいどう」って二回ほど言う台詞があるのですが、あれは何でしょうね?「怪童」でしょうか?どなたかご存知ないですか?
また、三郎が討ち死にしたときに、弁慶が亡骸にすがって「三郎は本望だった」という台詞がありますが、「ほんぼう」って言ってるような気がします。「ほんもう」かと思うのですが・・耳が悪いせいかなぁ?
義経と弁慶の最後の会話、昨日の夜から殿が「また会おう」と言って見つめあったあと「行け!」と言ってます。これが一層悲しみを煽るような気がします。何回観ても、ここで涙が。。。。

殿の最期のシーンは、本当に毎回、タッキー自身の感情がこもって、自然に涙が溢れていますよね。一瞬で目が赤くなり、大きな目に涙がたまって・・・あ〜もう今思い出しただけて・・・そして、牛若の姿になって白馬にまたがる二部最後まで、タッキーのまばたきの回数の少ないこと!一緒に瞬きしていたら、目が疲れてしまうほどです。それほどまでに緊張し、感情をこめていると思うと、またこっちまで泣けてきます。この辺り、毎回、会場からすすり泣きが沢山聞こえています。

「ダメ音頭」ではゲストの屋良くんに対し「愛してる、愛してる、ヤラヤラヤラ〜♪」と。舞台に上がってもらって一緒にダンス。さすがにすぐに踊れてました。席に戻った屋良くんとの会話では「同期3人だけしか残っていないね。」「最初に歌った曲は”真夜中のメリーゴーラウンド”だよ」「そうだね、それを知っている人はマニアックだよ(笑)」「さすがMA,すごいよ。ちゃんと(ダンス)ついてきてくれだけど、ムリヤリでごめんなさい。今日はどうもありがとう」というやりとりでした。

≪夜の部≫
ゲストはKAT−TUNの亀梨君。9月に帝国劇場で「DREAM BOYS」を演じるんですよね。

「一の家来」コーナーでも珍しくゲストの亀梨くんが舞台に上がりました。
三郎:一の家来ならば、戦(いくさ)に対して強い思いがあるのだろうが、「ギリギリでいつも生きている♪」のか?(KAT-TUNの曲『REAL FACE』の振りつき)
(会場笑)
それとも「ゆとり」を持って安全にやっているのか?
弁慶:どっちかと言うと(ちょっと迷いつつも)「ギリギリでいつも生きて♪」いる。(振りつき)
三郎:殿、殿は「ギリギリで・・」ですか?
義経:私か?私は「ギリギリでいつも♪」だ(と低音で、振りつき)
(会場大爆笑)
三郎:恥ずかしかったですか?(笑)
義経:生で見てみたいな〜
(会場拍手&歓声)
弁慶:(客席に下りて亀梨くんを舞台へ)
三郎:亀殿、なんとか・・・
義経:生でやってくれるのか?くれないのか?
三郎:亀殿、Gパンが破けています!これが都で流行っているスタイルなのか?
(会場笑)
亀梨:じゃ、みんなで。(義経様を赤西くん、弁慶は田口くん、三郎は上田くんと田中くん役)中丸??中丸は欠席!
義経:私は赤西?彼は留学中じゃないのか??
(会場笑)
亀梨:じゃ、せ〜の!
義経:(なぜかノリノリで)「ギリギリでいつも生きていたいから〜〜♪」(大げさにアゴを出して、腰を曲げて、赤西くんのマネ)
(会場大爆笑)⇒すっごくカッコいい義経様のイメージ大崩壊!しかも、またまた・・・
「赤西は留学中じゃないのか?」と。可笑しすぎでお腹がよじれそうでした。(ここで亀殿は座席へ)

義経:そういえば弁慶言いたいことがあるのでは?
弁慶:今日は三郎のご両親が・・・業務的に・・・
三郎:今の(亀殿で)間尺的には充分かと・・・
義経:どこにいる!?
三郎:殿!(物語的には)私の両親は飢えて死んだこことになっているので・・・
義経:私は三郎の親に言いたいことがある!(と舞台真ん中に片ひざを付いて)源九郎義経、申し上げたいことがあります。今日の三郎はにんにく臭い!歯磨きくらいさせてください!
(会場爆笑)
三郎!ご両親に一言お礼を言いなさい!
三郎:いつもお世話になっています。息子の仕事ぶりをゆっくりごらん下さい。

殿はいつのまにか下手へ・・・両手を水平に上げてくるくる回ってます。
三郎:殿が壊れた!
会場のお子さんから「アハハハ〜〜」と反応。
三郎:これで子どもの心はがっつり掴みましたぞ
義経:(苦笑いしながらも小さくガッツポーズ)今日はもうこれで終わりにしてはどうだ?
三郎:そうは行きません。(笑)
そして影絵へ・・・

「ダメ音頭」
”愛してる〜愛してる〜かめ、かめ〜♪」で亀梨くんも舞台へ。亀梨くん、床に落ちて溜まっていた花びら紙吹雪を集めて、タッキーにふりかけていました。
終わってからの座席トークでは「(自分もDREAM BOYSを演るけれど)滝沢くんを見ていたら自分の身体はダメだな〜と思いました。ビリーズブートキャンプ(エクササイズ)をやらないと」
と言っていたのですが、タッキーには聞こえなかったのか「ジャニーズにいるとこうなります」とのお答えでした。

そして挨拶では
「ラストスパートに入って、みんな疲れがピークに達しています。体力勝負の舞台なのですが、力を合わせて怪我などのないように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
とのこと。確かに少年赤穂浪士の紹介のときなど、暗いところで座っている中には、目が眠そうなJr.もいて、じっとしていると寝てしまいそう。そんな中、一番動いて一番頑張っている座長は本当に素晴らしいです。早く楽にしてあげたい・・・でも終わるのは寂しいです。

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