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滝沢演舞城
2007
in 新橋演舞城

2007.7.8昼・夜
2006年2月〜3月初演の「滝沢演舞城」好評につき、ファン待望の2007年夏再演が実現しました。
ライフワークとも言える「義経」を軸に、伝統とチャレンジを織り交ぜた滝沢絵巻。ファンにはたまらない1ヶ月を変態レポでお届けします。
掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。
                 (文字の大きさは「小」を推奨します。)

8日(日)もまた昼・夜と参加して来ました。
連日の2公演ということで、最後の回はタッキー、ちょっとお疲れみたいでしたが、夜の回の終わりの挨拶は、何か風呂上がりのように上気した感じで満足げな雰囲気でしたよ。

《昼公演》
たぶん今日からだと思うのですが、タッキーが二階席からフライングする直前に、舞台の五関くん(?)から去年と同じように白い布が二階席のタッキーのほうにシュシュシュ〜〜!と飛んで行きました。
「忠臣蔵」では、大好評の上半身裸のまま雪(?)の上で吉良上野介(風間くん)と戦うのですが、風間くんがタッキーの生肩に手を回して掴むシーンがあるんです。あ〜〜風間くんになりたい!とここで毎回思いますね。
笠ダンスではJr.と並んで一つずつ投げるときに、タッキーが投げる直前に一つ飛んで来てしまい、タッキーは3つを手にしてアワワ!状態。「今度はタッキーが受け取って!」に対し「うん!」と両手をワンコポーズで大サービス。
Jr.が投げる笠10個のうち、1個が受けとれず、横向きになって【ガックリ】・・・マンガみたいで、すごく可愛かったです。

「安珍清姫」では、赤いボサボサ頭の髪を両手で握りしめてフライングをするのですが、後ろに長く緑色の布がタッキーから出てるんです(出てるって^^:)。それが結局は大蛇になる予兆なんだと思うのですが、その長い布を持って、変なところに巻き付いたり、絡まったりしないように、担当のスタッフさんがず〜〜っとタッキーの動きに合わせてすごい勢いで走り回っています。最近は、このスタッフさんの動きを観るのも楽しみの一つです。
「滝の白糸」のときのタッキーのお顔はとにかく綺麗です。水を見つめるときに、ちょっと眩しそうに目を細めている表情が真剣で、しかも色っぽい。このシーン大好き。
「鞍馬」の乱闘シーンでは、今回から白い衣装でタッキーが濡れたままフライングするのですが、これがまた本当にぴったりでいいです。牛若が敏捷だったので、全然違和感がないんですよね。雨に打たれて髪の毛がビショビショになりながら飛んでるタッキーがすごくカッコいいです。でも、背中に器具を付けたまま倒れ込むのが痛そう。倒れこんでハァ〜ハァ〜したあとで、天狗の一人がタッキーの大股開きの足をきちんと揃えるのですが、素直にそれに従い、両手を支えられて持ち上げられる瞬間、自分からちょっとだけ手を挙げて協力する姿に泣けます。もっとゆっくり寝かしておいてあげたい。

二部では父・義朝の兜だけが舞台正面に置いてあるのですが、誰もいないのにいつのまにか鎧が付けられ中に人が入って動き出す!これ、私、最初は始まるのが早すぎて準備が間に合わないのかと思ってました。タネ明かしは・・・ヒ・ミ・ツ!(笑) 弁慶と三郎の一の家来争いシーン。今日は三郎(風間くん)が弁慶(藤ケ谷くん)に「一の家来なら、なんでも出来るんだろう?特技は?」と迫り、藤ケ谷くんは「ダンス!」と答え風間くんは「じゃ、舞台を観に来たらチケットが今日じゃなかった、というのをダンスでやって」と無茶ぶり。タッキーも肩を揺らして笑っていました。
三郎がついタメ口で殿に語りかけると、タッキー「誰に口きいてんだ!?」と突っ込み。会場から笑いが起きていました。
「安宅の関」の終りシーンで、花道で弁慶が殿に謝るシーンは圧巻です。「私ほど良き家来を持った者はいないだろう」とタッキーが顔を挙げて言う台詞のところでは、私は勝手に「私ほど良きファンを持った者はいないだろう」って言われている気分になって、「良きファンにならねば」と思って涙。。。。こんなに頑張っている殿の為に・・・と一人で感動してます(笑)。

三部の「ダメ音頭」では、客席の最前列の席のお客さんの一人に握手(?)でその方を立たせて、自分がその席にちゃっかり座ってしまい、お客様は嬉しいような困ったような・・・そのあと何かがあったらしく、タッキーが「エッチ!」と言ったような感じでしたが、遠かったので理由は分かりません。(違ったらごめんなさい)
また、マイケル・ジャクソンの真似ダンスが入るときに気合い入れて、最近はまず「フォ〜〜っ!」って大声だしてます。これがまた可笑しい。タッキーは超真面目な顔でやってるし、もう、ほんとに「ダメ音頭」大好き。

最後の挨拶では「すごく楽しくやっています。毎年恒例にしたいと強く思っています。お弁当や滝氷などにもこだわってスタッフと考えてみました。今年は多少ハードになっていますが、体力が続く限り、もっと上をめざして行きたいと思いますので、応援をお願いします」とのことでした。


《夜の部》
笠踊り(?)ではまず下手で小さいJr.二人と一緒に行進するように手を大きく振っていました。そして「今度はタッキーが受け取って!」で「うん!」と元気に答えて、10個を見事にキャッチ!で、袴をつまんでお嬢様ポーズ。

二部の「一の家来争い」では風間くんと藤ケ谷くんのやり取りを背中で聴いていて、笑いをこらえられなくなって後ろ向き。でもすぐに真面目顔で振り向くので風間くんに「スターだ!」と言われてました。そして風間クンが「そういえば、都では滝沢秀明がすごい人気だそうだ」と言ってるのに藤ケ谷くんが「今井翼のほうが人気だぞ」と。これを聴いた殿、急に振り向いて「オラ、オラ、オラ!」と凄い勢いで戻って来ました。アゴをしゃくり上げながら、腰を曲げて高速移動・・「何だ、そりゃ!?」っていう感じね。さらに超高速で3回。もう、すっごく可笑しかったです。会場、大爆笑!
そしてトボトボと下手に去っていく姿を見て、風間くんが「背中が寂しそうだね」と追い打ち。
その寂しそうな背中を伸ばして、体操みたいな格好をして影をスクリーンに映して「影絵コーナー」に。今回はアヒル(ガチョウ?)みたいな新作も。そして「こっちこい!」と半切れ。今までで一番面白かったシーンでした。

最後の挨拶では「ようやく身体が慣れて来て、疲れを感じなくなってきました。去年のこの舞台のDVDが18日に発売になります。沢山の思い出が詰まっていますので、ぜひチェックしてみてください。」としっかり宣伝。「まことにありがとうございました」のところで、見事に噛んでしまい、トホホなお顔。黙ってしまい、深々をお辞儀・・・またお辞儀・・もう一回お辞儀。で会場は大笑い。でも、ファンはタッキーのこういうところが好きだから、とってもいい雰囲気になって、タッキーが照れながら「まことにありがとうございました」と言って終わりました。


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